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【作品名】
瓦に蛙(かわらにかえる)
【製作年月】
令和5年11月
【使用材料】
本体:黄楊(ツゲ:御蔵島産)
他の素材:水牛の角(ヒキガエルとヤモリの目)
仕上げ材:染料(茶粉・ヤシャブシ)、イボタ蝋
付属品:桐箱、手作りクッション、正絹組紐
【サイズ・長さ】 ※最大部分で計測した凡その寸法
本体サイズ:長辺 45㎜ × 短辺 38㎜ × 高さ(厚)28㎜
桐箱サイズ(外寸):約 長辺 65㎜ × 短辺 65㎜ × 高さ 46㎜
正絹紐長さ:約 120㎜
※作品写真中の駄菓子の箱は、サイズ感やボリューム感の比較対象として置いた品物ですので、本作には付属しません。
【作品説明】
軒瓦の上に大きなヒキガエルが一匹。まるで門番のような佇まいです。
この根付の名前は「瓦に蛙」。
これもまた「丸鼠」や「草履に蛙」と同じく古典的な題材です。
では、各モチーフの意味を詳らかにしてきましょう。
「家屋」を意味する軒瓦には、水が渦を巻く様子を表している「三つ巴」が刻まれています。そして、その軒瓦の上には、これまた水を連想させる蛙が佇んでいると…。(カエルには無事に帰るという意もあります。)
これでお分かりですよね。
火伏(ひぶせ)の願いが込められているのですね。
家を火事から守る。火事を起こさない様に努める。火災に弱い木造家屋で暮らしていた日本人にとって、火災に対する恐怖は大きかったことでしょう。家族と財産を守るために、竈の上に火伏の御札を貼るという習慣が生まれた意も分かろうもの。
本作では、普通のカエルよりも呪術性を強く感じさせる蝦蟇(ガマガエル・ヒキガエル)に置き換えてみました。そして更に、秘策として瓦の裏にヤモリをあしらいました。このヤモリは「家守」という当て字があることはご存知のことと思います。
そして、ガマガエルとヤモリを、家を象徴する軒瓦の裏と表に設え、そして異なる方向を向かせるように彫り上げたことにも意味を持たせています。
それは「家の内と外」且つ「鬼門と裏鬼門」に目配りが行き届くであろうと考えたからです(微笑)。
風水なんて大げさなものではありませんが、手元に置くだけで…身に付けるだけで…幾許かの心の支えとなり、そしてまた注意を喚起してくれる存在になるのではないかと思います。
本作は、根付としては勿論、置物としてお使い頂いても良いでしょう。
私自身も、カエルをモチーフにした根付を、アトリエの片隅に置いて日々眺めています。そうすることで、火の元、戸締りといった日常茶飯な所作を忘れないようにしています。
火伏のみならず、広く家内安全を願う気持ちを込めて彫り上げましたので、興味のある方は、是非上画像をご覧になって下さいませ。
※より詳細な作品紹介は以下をご参照下さい。
※製作過程は以下のアドレスをご参照下さい。
【お願い】※必ずご一読下さいませ。
1:根付の色落ちや色移りにご注意下さい。
2:乾湿などの影響により、木材にひび割れが生じる可能性があります。
3:根付の凹凸や尖った部分が衣類を痛める可能性があるのでご留意下さい。
4:乳幼児や小動物等の手が届かない場所に保管下さい。※保管だけではなく、使用中も飾る場合も同様にご注意願います。
5:組紐(根付紐・ストラップ含む)の老朽劣化にご注意下さい。
6:桐箱のフタと本体には向きが決まっています。本品では、桐箱の正面に向かって右下に〇印が押印しておりますので、ご確認の上開閉して下さい。
7:木の木目に残っている白い物質は、仕上げ用に塗布しているイボタ蝋(天然の蝋)ですので、安心してください。もし気になる場合は、柔らかい綺麗なブラシを軽くあててみて下さい。
8:ご使用中の、根付の凹凸や象嵌(又は、異なる素材のパーツ部分)部分の破損や紛失については補償いたしかねますので、ご注意の程宜しくお願い申し上げます。(修繕可能の場合は、有償で修繕します。その際はご相談下さい。)
9:根付本体の欠けや摩耗、色味の変化は、根付の味わいを深める要素(根付の世界では「なれ」と呼ぶ)でもありますので、育てる心持ちで愛でてやって下さいませ(低頭)。
オススメ度 4.3点
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